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[オウム]豊田亨の家族や両親・生い立ちやオウム入信前の人格は?

23年前、地下鉄サリン事件を引き起こし、日本史上最悪のカルト事件として世界を震撼させた『オウム真理教』

ようやくというのかいきなりというのか、とうとう死刑判決を受けていた13人のうちの七人の刑が執行されたことがわかりました。

多くの被害者を出した稀に見る怪事件でしたし、一連の事件で死刑囚を13人もだしたというのは前代未聞です。

もちろん世間に与えた影響や、被害者の苦しみを考えれば死刑で当然なのですが、なんとも残念な気持ちが残るのもまた事実。

25才以下の方(私マギーも含む)は事件についてほとんど記憶にないと思いますが、麻原彰晃を除いた事件の加害者は、加害者であると同時に麻原によって洗脳され人生を台無しにされた被害者でもあると思うからです。

宮崎勤や加藤智大のような、自分勝手な人生観で『ただやりたかったら事件を起こした』というようなケースとは完全に一線を画しています。

その中でも特に気になったのが豊田 亨死刑囚。東京大学理学部物理学科出身の秀才で非常に真面目な性格の持ち主だったと言われる豊田が、一体なぜ地下鉄にサリンを撒いて死刑になったのか。

この優秀な若者が、一体どこで道を踏み外したのか。気になったので、本日は『豊田 亨の生い立ちや家族、入信のきっかけ』についてまとめていきます。

豊田亨の生い立ち

誕生 :1968年1月23日(50歳)兵庫県加古川市
ホーリーネーム: ヴァジラパーニ
ステージ: 正悟師
教団での役職: 科学技術省次官
入信: 1986年9月
関係した事件: 地下鉄サリン事件

祖父の代からの教員一家の家庭に生まれ、幼い頃から真面目で実直な人柄でした。

学生時代は校則に違反することは絶対にしない生徒で、学校帰りに喫茶店に寄ることを避けたり、事故を起こすリスクを恐れて自動車免許も取らないなど生真面目さは徹底的。

その背景には実家のすぐ前にあった禅寺があると言われており、幼い頃から仏教をまじかに感じて育ったため、生死について考えることが多く、死ぬことへの恐怖心がとても強かったと言われています。

学業面では非常に優秀で、高校は白陵高等学校(偏差値73 県内4位)を卒業し、東京大学理学部物理学科へ進学。素粒子理論を専攻し、東京大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。

生真面目な性格は相変わらずでしたが、この頃にはとても明るい性格で、東大の寮の行事にも積極的に参加しており、物理学の他にもギターや少林寺拳法などをやっている非常に多彩な若者でした。

この頃の友人は豊田について、性格は誠実で温厚。明るいナイスガイで関西弁でジョークをとばす人だったと語っています。

一歩で学問にも熱心に励み、『ノーベル賞を取るんだ。』と物理に邁進。ここまで見た限り彼の人生は完璧で、周りの人が羨むような優秀な若者です。

一体なぜ彼がオウムへの道を歩むことになってしまったのでしょうか。

 

オウムへの入信

もともと人間の生死というテーマに非常に関心が深かったとこが間接的な入信のきっかけだったと考えられます。

最初のオウムとの関わりは、麻原彰晃の著書『超能力秘密の開発法』を東京駅の本屋で見つけたこと。当時オウムは宗教団体とは思われておらず、ヨガのグループ、といった団体だったため、特に不信感も持たずに麻原のヨガ講習に参加。

1992年には東京大学博士課程に進学しましたが、その後一月も経たないうちに中退、オウムに出家してしまいました。

高校大学時代の先輩で、すでにオウムの出家信者だった野田成人に勧められたからだと言われています。この時周囲には『女の子の看病をする』といって忽然と姿を消したため、家族や友人には行方不明だと思われていました。

その後実家にオウムの本を送ってきたため、出家していたことが明らかになります。

まとめ

 

オウム入信前の豊田は、いたって普通の明るい青年で非常に努力家、優秀な学生でした。裁判が始まりオウム、麻原への信仰がとけた後の豊田は、

「自分がした行為は人間として許されない」

「このような事件が2度と起こらないようにするのが極めて当然で、あのようなことをした人間が生きていること自体が申し訳ない」とあくまで自己責任を主張。また、地下鉄サリン事件の遺族に宛てた手紙の中で「裁かれる者として、遺族・被害者の方の不快感を増大させる言動を慎むことが最低限のとるべき態度だと考えます」と述べています。

このことからわかるように、洗脳されている間子を完全に正しい思考ができませんでしたが、もともとはごく普通の人格者だったことがわかります。

麻原の洗脳が非常に効果が高く、彼のような未来ある若者の人生が奪われてしまったこと、を非常に残念に思います。

数々のオウムの事件の被害者はもちろん、麻原に騙され洗脳され、恐ろしい犯罪に手を染めてしまった数々の若者もまた、事件の被害者だったことを忘れずにいたいものです。

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